NO.23 生後1ヶ月前後の子牛の飼養管理 常に水が飲める環境を整えよう
 非常に暑かった夏が過ぎ、秋を感じる季節となりました。うだるような暑さに、牛よりも人間の方が先に参ってしまいそうになった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 さて、今回は子牛の飼養管理についてお話をします。
 夏場を振り返ると、生後間もない子牛というよりは生後1ヶ月前後の子牛に限って、何故か下痢や具合が悪くなるという経験 をお持ちの方はいらっしゃいませんか?

 そんな時、一つ目は給与している粉乳の量を確認してみてください。より短い期間で少しでも大きく育てたいと思うあまり、 濃いめの粉乳給与が続いてはいないでしょうか?このような飼養が続くと、子牛の体の中は塩分過多の状態になってしまっています。 それを、補うために粉乳とは別に、積極的な水分の給与が必要です。

 二つ目は、子牛が常に水を飲める状態になっていますか?例えば、わたしたちも夏は汗をかくと水を飲みたく(わたしは、 ビールが大好きです)なりますよね。さらに、子牛も人間と同様、夏場は熱中症になる恐れもあり、死に至る場合も少なくありません。

 健康な牛はまず子牛の飼養管理から。このように、たった1杯のバケツの水ですが子牛には貴重な水です。夏場に限らず、常に子牛が好きな時に水が飲めるような環境を整えてあげてください。
(農業共済新聞千葉版 2007年10月2号に掲載)
ちばNOSAI連 千葉県農業共済組合連合会