NO32 暑熱対策は万全ですか子牛への水分補給を忘れずに
 今年も暑い夏がやってきました。暑熱対策は万全でしょうか。
 これからが夏本番です。頑張っていきましょう。この季節、牛も人間も体調が崩れがちです。無理をせず、十分な休息とこまめな水分補給を行うことが大切です。屋外での農作業などは、水筒やペットボトルなどを必ず携帯して熱中症を予防しましょう。

 牛は牛乳を血液から生産します。牛乳1gには、400gの血液が必要です。400倍もの血液が循環して牛乳 は生産されます。その牛乳や血液のほとんどは水分です。乳量の多い牛はたくさん水を飲みます。新鮮な水を十分飲める 環境を整えるため、給水施設の整備やウォーターカップの掃除が大切です。

 それでは、子牛はどうでしょう?子牛は脱水になりやすいのですが、哺乳期間にあまり水を与えなかったり、ウォーターカップがあってもうまく飲めていない場合があります。皆さんの給水施設は子牛に優しくできていますか?

 食欲だけでなく、飲水量にも気を配ってください。

 「生後1ヶ月くらい」で、「体格のいいまるまるとした子牛」が「飲みも良くて元気も良いけど」「出荷前に なると決まってハアハア息が荒くなる」ことがよくあった農家で、子牛が水をいつでも飲めるように給水器(倒れない ように工夫したバケツ=写真)を設置したところ、「ハアハア」する子牛は減ったそうです。暑い夏場は特に、水分不 足が原因と考えられる哺乳子牛の熱射病様疾患が発生する危険が高まりますので注意してください。

 成牛だけでなく子牛の暑熱対策と水分摂取に気を付けてあげてくださいね。


子牛が水を飲むのに
バケツが倒れないように
ビールケースと板を
組み合わせ工夫!

(農業共済新聞千葉版 2008年8月2号に掲載)
ちばNOSAI連 千葉県農業共済組合連合会