NO.69 獣医師の削蹄技術の向上へ
  5月10日、袖ヶ浦市蔵波の酪農家・浦野和幸さん(43歳、成乳牛75頭)の牧場で千葉県牛削蹄師会技術交流会が行われました。浦野さんは、毎月8〜10頭ずつ定期的に削蹄を依頼しており、乳牛の肢蹄管理には力を入れています。 この交流会は削蹄師の技術向上および情報の交換を目的として開かれ、今回で2回目の開催です。開業の削蹄師13人、ちばNOSAI連の職員6人が参加しました。
 午前中は「みんなの削蹄を見てみよう」というテーマのもと、5人の参加者が削蹄を行いました。削蹄する人によって、使用する道具、削蹄の方法、肢の上げ方などそれぞれ異なり、参加者同士で活発なやり取りが行われました。参加者からは「人のやり方を見ていいと思うところ、悪いと思うところがあり、 非常に参考になった。自分の技術の向上に役立てたい」という声が聞かれました。
 午後は情報交換会として、前半に行った削蹄のビデオを見ながらの反省会、現状の問題点や今後取り組んでいきたいことの話し合いなどが開かれました。中でも議論が白熱したのは、削蹄の際、蹄に異常を見つけた時の対応について。削蹄師と獣医師との間でのコミュニケーション不足が 原因で、治療がスムーズに行われないことがあるので、削蹄師と獣医師の間での連携を取るようにしようと話し合いました。
 このようなイベントを通して、NOSAIの職員も削蹄技術を磨き、損害防止活動に取り組んでいきたいと 考えています。
(農業共済新聞千葉版 2012年6月2号に掲載)
ちばNOSAI連 千葉県農業共済組合連合会