NO.80 水まわりのことをいつ考えるの??今でしょ!
 牛が摂取するものの中で一番多いのは何か知っていますか?それは餌(乾草や配合飼料)ではなく、「水」です。温度や泌乳量にもよりますが、搾乳牛では一日およそ130g、夏場は200g以上の水が必要となります。

 十分な飲水量を確保するために、@水槽の位置A給水量B清掃の3つのポイントを見直してみましょう。

@水槽やません棒の位置は適切ですか?
 高すぎると飲みにくいし、低すぎると汚れやすくなります。牛の口が水面に対し60度の角度で入るのがよいとされています。ません棒が邪魔になっていないか確認しましょう。通路幅が広いフリーストールなどでは、1群あたり2カ所以上の割合(牛20頭に対して1器)ですべりにくい場所に設置するとよいです。

A牛が飲みたいときに飲めるだけの水は供給されていますか?
 牛が一日のうちの3分の1の水を飲むのは食後(搾乳後)です。ミルカーの洗浄時間と重なるため給水量の低下に注意が必要です。吐水量の目安は20秒で4gです。

B水槽は清掃していますか?
 ウォーターカップのベロの下に餌が貯まると、吐水が制限されてしまいます。飲水器具がぬるぬるしてカビが生えていないでしょうか。牛はニオイに敏感なので、こまめな清掃が必要です。
(農業共済新聞千葉版)
ちばNOSAI連 千葉県農業共済組合連合会