NO.81 夏場はビタミンの増量を ビタミン剤の給与で暑熱対策
 牛にとってもビタミンは、欠かすことのできないとても重要な栄養素です。

 牛は、ビタミンB群とビタミンCは体内で作ることができますが、ビタミン剤の添加や配合飼料など体外から摂取する脂溶性ビタミンのA、D、Eは、過不足しないよう給与量の調節が必要です。

 ビタミンAは皮膚や免疫機能を正常に保つのに必要で、不足すると繁殖障害が起こることが知られています。また乾乳期に不足していると、初乳のビタミンA不足により、子牛に下痢がおこり易くなるといわれています。

 特に夏場は、暑さでビタミンAの消費が多くなります。給与量を通常より10〜20%程度増やす必要があるとされています。しかし、脂溶性ビタミンは、水に溶けないため体外に排出されにくく、過剰に与えてしまうと、子牛や育成牛ではハイエナ病などを発病することがあるので注意が必要です。

 過剰給与にならないように、通常期のビタミン必要量(表)と配合飼料袋やビタミン剤に含まれている量を確認し、十分な量を与えてください。十分なビタミンで、夏を乗り切りましょう。

 詳しくはお近くの家畜診療所までお問い合わせください。
(農業共済新聞千葉版)
ちばNOSAI連 千葉県農業共済組合連合会